ココはワカバタウン、ココはウツギハカセという人がひっそりと研究所を構えている小さな小さな町
のどかに時を刻にながらの進んでいたが

「まて〜」
突然の悲鳴、それはそのウツギ博士の研究所の近くから聞こえてきました
そして森のほうに走り逃げていく3人組
「ふん、まぁあそこのポケモンもちょっとばっかし頂いて行こうとおこうと思ったがこれさえ頂けば文句はない、この進化に関係すると言うこの石を」
強盗のようです、3人は森のほうに入っていき逃げきりそうでした、その時
「クチート、目覚めるパワー」
どこからかそんな女の子のような声が聞こえると共にその3人組が閃光とともに倒れました、そして立ちあがるとともに
モンスターボールを投げポケモンを繰り出しました
「この俺達強盗団 孔雀の尾に向かってケンカを売って来るとわな、お嬢ちゃん」
女の子はクチート一匹、3人組はグラエナ三匹、どう見ても三人組が有利に見えますが
「数が多ければ良いって問題じゃないんじゃない?」
「くそ、舐めたマネしてくれるじゃない、グラエナ達やっちまいな」
そのバトルはバトルにあまり詳しくもないウツギ博士にも分かるぐらい圧倒的なものでした
「クチート、もう終わらせちゃっていいよ、めざめるパワー」
と圧倒的なもので終わってしまった
「大丈夫ですか?、これですねあいつらが盗んだものって」
と笑顔で女の子がその石を持ってきました
「はは、どうもありがとう、ところで君は誰だい?」
「私はアヤナ、今日ココに引っ越してきました、もしかしてあなたはウツギ博士ですか?」
「そうだけど、そうか君が今日引っ越してくるといってた子だね、家の近所みたいだね宜しく!」
「会えて光栄です、でも私明日からジョウトのジムめぐりに行くので、はい」
「そうか旅に出るのか、じゃあ助けてもらったお礼だ、ちょっと研究所まで来てくれないか?」
と言われるがままにウツギ博士についていく
そもそもカントーから引っ越してきた彼女にとって見れば
その森の中そして景色には知らないポケモンばっかりで、興奮気味で話しをまともに聞いてくれるような状態ではないが、重い口を開いて、ウツギ博士が
あの質問を
「それで何でジムめぐりをしようと思ったんだい?」
と興奮気味だったアヤナだったがちょっと真剣な顔つきになって
「それは一年前のこと」

>1年前
ここはカント―地方 イワヤマの洞窟の頂
そして始めてのポケモン クチートをもらったばっかりで戯れていたアヤナがそこにいた、バトルと言う事も知らずに
そんな時、野生のイワークの群が突然と現れました
バトルの仕方もわからずに逃げまどっていたその時
「戦う力もないポケモンなんて好かないね」
と一人の男が現れ、そしてカビゴンを繰り出し
「カビゴン、はかいこうせん」
とあの巨大なイワークの一匹が倒れると残りのイワーク達も逃げていきました
「ふん、そんな戦う力ももたないポケモンしかもってないのなら、こんな所で遊ぶな」
と言い残してその男は立ち去ろうとしたその時
「それって、私のポケモンがダメってこと?
もしそういうことなら、いつかあなたをこの子で倒して見せます」
とその男は振りかえりもせずにピジョットを出し
「まぁせいぜい頑張りな、そうだちなみに俺の名はユウキだ、何年も立って顔でわからなくなったら困るからなw」
と言い残してピジョットで飛び去ってしまった


・・・・・と言う事です、なので私はその日からトレーニングを積みココにちょうど引っ越してくると言うことになってたのでココにこの日から旅に出ようと思ったんです」
と長々に喋ってくれました
と話してるうちに研究所につきました、さすがはそれなりに有名な博士と言う事もあり場違いな立派な建物です
そして中に入ると共に
「ようこそウツギ研究所へ、ココではポケモンの進化に関する研究をしていてね、でさっき盗めれたのも進化に関するものだったんだ」
と物珍しそうにキョロキョロ周りを覗ってるがその中でも、3つのモンスターボールが並んでいてそれぞれにラベルがはってあった
それぞれ「ヒノアラシ」「ワニノコ」「チコリータ」と書かれていた
するとウツギ博士が
「やっぱりこれ気になるね、これにはジョウト地方で初心者向けのポケモンとしてこの3匹が指定されていてね、昨日旅立った子がこのワニノコを持っていったのさ、それでココにはヒノアラシチコリータの2匹がいるんだ、助けてもらったお礼とはなんだけど、どちらも私が特別に研究したポケモンで戦闘能力も高いでこの中でチコリータを譲ろう、ポケモン一匹だけだとなにかと困るだろう」
とその中から「チコリータ」書かれたモンスターボールを取ってポケモンを出して
「これがチコリータだ」
と戸惑うも
「そのほうがクチ―トも喜ぶでしょう、ありがとうございます、このチコリータ大事に育てます」
「まぁ私の仕事は研究することとこうしたポケモンを大事にしてくれる人にポケモンを渡すことにだからね」

となんだかんだで日は暮れて次の日になってしまいました
そうアヤナが旅立つその日に
「着替えOK、パジャマOK、ゴム手袋OK、ポケギアOK・・・・・・・・
えっとこれで準備OKかな」
と朝から大忙しですが遂に旅立ちです

「言ってきま〜す」
と言い残してワカバタウンの喉かな町を歩いていると、町の外れにはあのウツギ博士が立ってました
「良かった間に合ったみたいだね、君に渡したいものがあってね」
とおもぐろにカバンから赤い薄っぺらい機械を出してこう言いました
「これはポケモン図鑑、ポケモンのデータを見たりする機械だ、何かと役に立つはずだ持っていってくれ」
と受けとると
「じゃ〜博士、行って来ま〜す」
「気をつけてね、それでそのユウキとか言う人と逢って倒してね」
と喉かな一本道を歩いていってしまったあの決意を胸に
その後、ウツギ博士は昨日からずっと考えていることがあった
それはあのユウキと言う人についてだ
「どこかで聞いたような気がするんだよな」
そんなウツギ博士に見送られながら
西に進むことココは29番道路、緑に囲まれた喉かな道
辺りにはカント―にもいるようなポケモンからいたこともないようなポケモンまでさまざま
と歩いているとそんな喉かな場所には似合わないような悲鳴
アヤナがそこにち近づいてみると、一人の女性がいました
と「変な二人組の奴らが私のバックをもってあっちの46番道路の方に
逃げて行っちゃったんです」
それを聞いて追いかけて、ゲートをくぐって46番道路に出ました
今までの喉かな風景とは違う山岳地帯のような場所に出ました
そして段差の上に怪しい二人組がいました、しかも一人はワカバタウンで
あった奴です
「まぁココまでくりゃ〜もう大丈夫だな」
「なにが?」
「なんだぁ追っ手か、あの人もあの人だもうちょっと強そうな人を呼べば良かったのにw」
「ゲゲ、ヤバイっすよ、アニキ、このお嬢ちゃんこう見えてもメチャクチャつよいんすよ」
「はぁん、俺達がこんな子供にビビって溜まるかよ、じゃあ俺が相手をしてやるよ」
と言い、その男はモンスターボールを出しグライガーを出しました
「(相性は悪いけどまぁこの子の力を見るいい来たいがし)」
アヤナもポケモンをチコリータを出しました
「オイオイ、何を出すかと思えば、本当に強いのかよ」
「えっと、そう言えばこの子って何使えるんだろう」
とポケモン図鑑を開いてみると
「えっと、じゃあ はっぱカッター
と命中、相手のグライガーにかなりのダメージを与えたようです
「げ、こうなったらグライガ―れんぞくぎりだ」
「じゃあ次はリフレクター」
「あとはあっこれだえっとチコリータ、ハードプラント!!」
と指示するとともに無数のつるやはっぱが相手に襲い掛かりました
「あっグライガーが、クソっ覚えて置きやがれ」
と二人組がバックを置いて逃げ去りました
「すごい、これがウツギハカセが特別に研究したポケモンのちから・・・
やったね、チコリータ!!」
とチコリータに目を向けるとチコリータが倒れてました
「えっどうしたの、とにかくポケモンセンターに行かないと」
と置いていったバックを持ちもとの道を戻り、その女の人にバックを渡して、次の町 ヨシノシティのポケモンセンターへ向かいました

「このチコリータをお願いします」
「あら大変早く休めせないと」
とポケモンセンターにチコリータを預けると、すぐにウツギはかせに電話を入れました
・・・・・・・・・・・・
「さっきハードプラントと言うワザを使ったら急にチコリータガ倒れたんですがどうなってるんですか?」
「あのワザを使ったのかい?、あのワザは草タイプ最強のワザで、使うと普通反動で動けなくなるんだが、あのチコリータの体力ではその反動に耐えきれなかったんだと思うよ、だからもう少し経ってからじゃないととんでもないとこになるかもしれないから、あまり使わないほうが良い」
・・・・・・・・・・・・
と電話後、アヤナは自分の注意不足でチコリータにあんなことをさせたことにさせたことに対してひどく落ちこんでしまった